Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

ミルグラム,スタンレー『服従の心理』を読んで

 

服従の心理

服従の心理

 

 心理学や人間関係に関心をお持ちの方にお勧め。以下に心に響いた箇所を引用します。

服従を心理学的な立場からすれば、権威という概念を個人の経験に置き換えられるようにするのが重要な作業…(p.7

・前向きな態度があって、強制がない限りにおいて、服従は協力的な雰囲気を持つ。実力行使の危険や罰則が脅しとして使われる場合には、服従は恐怖によってもたらされる。(p.9

服従とは、個人の行動を政治目的にむすびつける心理メカニズムだ。それは人を権威システムに縛る姿勢上のセメントだ。(p.13

・特に悪意もなく、単に自分の仕事をしているだけの一般人が、ひどく破壊的なプロセスの手先になってしまえる…さらには、自分の作業の破壊的な効果がはっきり目に見えるようになっても、そして自分の道徳の根本的な基準と相容れない行動をとるよう指示されても、権威に逆らうだけの能力を持つ人はかなり少ない。権威に服従しないことに対する各種の抑止が働くために、その人物は自分の立ち位置を変えることはない。(p.18-19

・…人が実験者に服従し続けるのは何が原因…被験者をその状況に縛りつける「束縛要因」…礼儀正しさ、実験者を手伝うという当初の約束を守りたいという願望、途中で止めるのが気まずい…権威と手を切ろうとする決意を弱めるような、各種の調整が被験者の思考の中で起こる。こうした調整は、被験者が実験者との関係を保つ一方で、実験的な葛藤から生じる緊張を和らげる働きを持つ…服従的な被験者でいちばん多い調整は、自分は自分自身の行動に責任がないと考えること…(p.20

・…服従の問題は心理学の身にとどまるものではない。社会の様式と形態や、その発展の仕方も大いに影響する。(p.25

・有効な科学的要素のカギは、単純さにある。(p.26

服従と、その人が行動している文脈の意識との関係は、常に考慮する必要がある。(p.95

・…いったん非服従によって「氷が割れ」たら、あらゆる緊張や不安や恐怖は消え失せる…(p.203

川原慎也・響城れい『これだけ!5S――会社の空気が一変する仕事の基本5か条』を読んで

 

これだけ! 5S

これだけ! 5S

 

 

ビジネスパーソンにオススメの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

 

・…明るくて気持ちのいいオフィス(店舗)である会社は、そうではないオフィス(店舗)と比較して格段に儲かっている…(p.17)

・…最大の障害は、「自分1人、あるいはごく少数のメンバーで取り組んだところで意味をなさない」…(p.20)

・「何をやるか」も大切なことに変わりはありませんが、「どんな(心や組織の)状態でやるか」も同様に大切…(p.47)

・新しい取り組みを開始する前に、この取り組みを推進することを阻む障害があるとしたら、それはどんな障害なのかを全て洗い出した上で、それらの障害を克服する対応策をあらかじめ考えておかなければなりません。(p.77)

・…自らの実体験をベースに語られるメッセージの説得性は段違い…(p.82)

・…「成功すればこうなる」というゴールイメージを描けるか否か…(p.86)

・…意識さえすれば知っておくべき質のよい情報を手に入れることは十分可能…(p.88) ・…利益は大事だが、社員を犠牲にした利益はダメ…(p.102)

・…会社を永続させるためには稼いだお金を栄養として隅々にまでいき渡らせなければならない…(p.106)

・…小さなことから少しずつ、実行できることはある…(p.132)

・…「ありがとう」や「ありがたい」という感謝の気持ちがメンタル面にもたらす効果…(p.147)

ゴーフィー,ロブ他『Dream Workplace(ドリーム・ワークプレイス)』を読んで

 

DREAM WORKPLACE(ドリーム・ワークプレイス)――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる

DREAM WORKPLACE(ドリーム・ワークプレイス)――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる

 

組織に関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・…理想の組織とは…

●違い…「ありのままでいられる場所、他者とは違う自分のあり方や物の見方を表現できる場所で働きたい」

●徹底的に正直であること…「今実際に起こっていることを知りたい」

●特別な価値…「私の強みを大きく伸ばしてくれて、私自身と私個人の成長に特別な価値を付加してくれる組織で働きたい」

●本物であること…「誇りに思える組織、良いと思えることを本当に支持しているような組織で働きたい」

●意義…「毎日の仕事を意義あるものにしたい」

●シンプルなルール…「バカげたルールや、一部の人だけに適用されて他の人には当てはまらないようなルールに邪魔されたくない」(p.25-26)

・夢…の組織をつくるということは、カルチャーをつくるということである…長期的な目標である。(p.28)

・…組織が個人に価値を付加するから、個人が組織に価値を付加してくれるのだ。(p.31)

・優れた組織では、人は単に役割に付随する責務を果たすだけでなく、それ以上のことをする。(p.48)

・どのような事態においても、古い慣習である「隠ぺい」はもはや役には立たない。都合よく解釈を加えたりすると、逆効果を招いてしまう。(p.94)

・…社員やステークホルダーが知りたがるのは、たったひとつ…「実際のところ、この組織では今何が起こっているのか?」…(p.102)

・…信頼を構築するのに重要なものはオープンで正直な情報共有である…(p.111)

・社員がありのままでいられれば、責任感が生まれ、創造性が育つ。(p.315)

・強みを伸ばすことのメリットは、人材が育つことだ。(p.316)

・仕事に意義があると思えると、人は目的意識を感じる。(p.317)

岩田松雄『スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉』を読んで

  

スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉

スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉

 

ビジネスパーソンの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・人生にミッションを持て。(p.16

・「好き」「得意」「人のためになる」。この3つが重なる分野を探せ(p.22

・「一隅を照らす」気持ちが大切…(p.33

・得意分野がないのなら、「スーパーゼネラリスト」を目指せ(p.34

・どこででも通用するポータブルなスキルを持つ者だけが、求められる時代。(p.45

・やりたくないことでも、まずはトップをとってみる(p.52

・「レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。その壁の向こうにある『何か』を自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ」…(p.57

・「幸運とはチャンスを逃さず、自分の将来に責任を持つことにほかならない。他の人たちには見えないことに目を凝らし、誰が何と言おうと自分の夢を追い続けることなのである」(p.63

・…自分で決めることが意思決定の訓練になる…(p.69

・…うまくいったら部下のおかげ…失敗すれば自分が悪い…(p.76

・…従業員満足こそ、社長の本当の通信簿…(p.82

・…スタッフを大切にすれば、そのスタッフは必ずお客さまを大切にします。その先には必ず成功がある…(p.83

・…人は、自らが教えるときに、最もよく学ぶ…(p.86

・常に「自分が創業者だったら」と考えて仕事をする(p.96

・「何をやるか」ではなく「なぜやるのか」を考えてもらう(p.102

・…仕事をお願いするときは、まずは「なぜやるのか」という背景と意義をきちんと言葉にして伝える…(p.105

・ほめ合う文化をつくれ。(p.108

・「順境にいても安んじ、逆境にいても休んじ、常に坦蕩々として苦しめる処なし。これを真楽というなり。萬の苦を離れて、この真楽を得るを学問の目当てとす」(p.138

・…失敗するたびに立ち上がる…(p.149

・私は人生の中で何度も何度も失敗している。そしてそれこそが私が成功する理由なのだ…(p.150

・失敗を失敗のままで終わらせないために、逃げずにチャレンジする…(p.151

・正しい生活習慣は必ずいい仕事につながる(p.166

・…「何をやらないか」を決める…(p.187

・…「時間の価値を知れ。あらゆる瞬間をつかまえて享受せよ。今日できることを明日まで延ばすな」…(p.189

 

 

プレジデント書籍編集部 編『超訳・速習・図解 成功はゴミ箱の中に――億万長者のノート』を読んで

 

 

超訳・速習・図解 成功はゴミ箱の中に 億万長者のノート

超訳・速習・図解 成功はゴミ箱の中に 億万長者のノート

  • 作者: レイ・A・クロック,プレジデント書籍編集部
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2012/09/13
  • メディア: 単行本
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 起業を目指されている方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・未熟でいるうちは成長できる。成熟したとたん、腐敗が始まる(p.23

・セールスの相手は、誰も思いつかないところから見つけなさい(p.28

・売る数を増やせばいい!売る数さえ増やせば利益は上がるのだ!(p.31

・セールスマンは見た目も、行動も、スマートに!(p.38

・最初に売るのは自分自身だ。(p.41

・あきらめずに頑張り通せば、夢は必ず叶う(p.48

・一度に一つのことしか悩むな!そして問題をいつまでもズルズルと引きずるな!(p.54

・売れるものを、最大限の努力で売る…(p.62

・チャレンジしない限り、決して成功はしない。(p.72

・人に仕事を任せたのなら、最後まで口出しはしないのが私の信条だ(p.104

・愚直なほどに簡潔に(p.112

・洞察力のある判断は、下す本人以外には独断的に映る(p.114

・ほんの数秒の作業が、積もり積もってかなりの時間のムダになっていた!(p.118

・成功するためには、特別な経験や才能は必要ない。常識と目標に向かっていく強い信念とハードワーク。この3つを愛せる人なら誰にでもできる(p.136

・競争相手のすべてを知りたければ「ゴミ箱」の中を調べればいい(p.142

・景気の悪いときこそ、店舗を建てるチャンスだ!(p.165

・やり遂げろ!――この世界で継続ほど価値のあるものはない(p.186

 

 

リンダ・キャプラン・セイラ―他『GRIT――平凡でも一流になれる「やり抜く力」』

 

 

GRIT(グリット) 平凡でも一流になれる「やり抜く力」

GRIT(グリット) 平凡でも一流になれる「やり抜く力」

 

 自己啓発に関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・最近の新しい研究によると、人生で成功を収めるには…情熱や忍耐…(p.5

・「何をくり返してきたかで人間は決まる。つまり卓越とは行動ではなく、習慣である」(p.6

・努力の大切さを教えられれば、誰もが得るものがある。(p.10

・私たち人間は失敗から学ぶ。失敗を通じてグリットを育み、獲得する。(p.21

・潜在能力を発揮するのに必要な「度胸」「復元力」「自発性」「執念」…。(p.25

・…才能というやつは、一貫して正しい方法で使わないかぎり価値はない。(p.31

・小さな勝利の積み重ねが「雪だるま効果」を生むのである。(p.111

・…人生では小さなことが大切…小さなことがちゃんとできなければ、大きなこともできません。(p.113-114

・人が立ち直るうえで楽観主義は必要不可欠だ。(p.135

・失敗は進歩に欠かせない要素…(p.137

・…「心の容量」を最大化…(p.161

 

テット,ジリアン『サイロ・エフェクト――高度専門化社会への罠』を読んで

 

サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠

 

 現代社会に関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・…二〇〇八年の金融危機から一つ明らかになったのは、金融や経済で重要なのは数字だけではない…文化も同じように重要…(p.9)
・一見無関係な情報を組み合わせてみると、思いがけないメリットが得られることもある…(p.17)
・統合してみれば、はるかにすぐれた結果が得られる…まず『なぜなのか』と問いかける姿勢が必要…(p.26)
・サイロは部族主義を生むと同時に、視野を狭める。(p.27)
・まず物事を種類別に分類しておかないと、現実世界のさまざまな複雑性に対処することなどできない…(p.45)
・習慣はきわめて重要…(p.59)
・サイロを打破するのに大切なのは、いろいろな対策を打つことではなく心の持ち方だ。(p.178)
・…サイロを打破すると思いもよらないかたちでイノベーションが生まれる。(p.189)
・ブートキャンプはチーム間のコミュニケーションを促進し、成長するのに生まれやすいサイロを防ぐのに役立つ…(p.228)
・「自ら破壊しなければ、他の誰かに破壊されてしまうから」…(p.229)
イノベーションはある分野が別の分野と接する縁の部分で起きる…サイロが崩れた場所で起きる…(p.264)
・新しいシステムを構築するプロセスやそれについて議論することを通じて、組織は変わっていく…(p.280)
・…サイロ・シンドロームの弊害を緩和するためのアイデア…大規模な組織においては部門の境界を柔軟で流動的にしておく…組織は報酬制度やインセンティブについて熟慮すべき…情報の流れも重要である…組織が世界を整理するのに使っている分類法を定期的に見直すことができれば、願わくは代替え的な分類システムを試すことができれば、大きな見返りがある…(p.317-319)
・何より重要なのは、自分の属するサイロの外側にいる人やアイデアとの出会いに対してオープンな姿勢を保つこと…(p.324)
・…われわれの世界は効率化を追求しすぎるとかえってうまく機能しなくなる…(p.325)