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Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

平林純『論理的にプレゼンする技術――聴き手の記憶に残る話し方の極意』を読んで

 

論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意 (サイエンス・アイ新書)

論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意 (サイエンス・アイ新書)

 

 プレゼンテーションをする方の必読書です。以下に重要と思われる箇所を引用します。

・よいプレゼントは、聴き手にとって魅力があるよい内容を、わかりやすい形や資料で表現して伝える、というものです。(p.3)

・「聴き手から見たとき、自分の手の中にある材料には、いったいなにが足りないのだろうか?」「いや、そもそも、自分が話をしようとする聴き手は 、いったいどんな人たちなのだろうか?」といったことを考えて、考え抜いて、そして自分の手元にある材料やカードをそろえなおす作業を繰り返して 初めて、「聴き手の興味をひく、とても魅力的でよい内容」が、あなたの手の中にようやく生まれてくるのです。(p.3-4)

・あなたは、誰になにを伝えたいのでしょうか?この「誰に」「なにを」ということ、それがあなたのプレゼンのエッセンスです。(p.12)

・その相手にとって「あなたのプレゼン」のメリットはなんでしょうか。相手にとってのメリットをあなたは「ひと言」で答えることができるでしょうか? それが、「相手を動かすためにいちばん必要なこと」、言い換えれば「よいプレゼンに必要で欠かせない、もっとも重要なこと」です。そのいちばん大切なことを、わかりやすい「ひと言」でいえるようにじっくり考え抜くことが、プレゼンで必要不可欠な作業です。(p.15-16)

・あなたの話に対し「相手に苦労させず、ラクに自然に話を納得してもらいたい」と思ったら、わかりやすい因果関係や必然性をつくったり、考えたり、 見つけだしたりすることがとても大切です。(p.21)

・わかりやすくするために、短く表現するには、時間や説明語句に限りがあるなかで、余分な部分を切り捨てるという作業が必要です… 自分の話したい内容から「必要でない部分」をできるだけ見つけだして、勇気をもって切り捨てるようにしましょう。(p.30)


①「どのような背景をもった相手」に伝えるのか?
②「どのような内容」を伝えるのか?
③「どのくらいの時間」を使って伝えるのか?

プレゼンをするときはこの3つを、強く意識するようにしなければなりません。(p.34)

・だから、あなたの話のポイントには、聴き手にとってかならず新しく、新鮮なものが入っていなければならないのです。相手が「見たことがないもの」を見せて 説明するからこそ、あなたの話の「新しさ・新鮮さ」が聴き手の興味をひき、聴き手(とあなたの)利益につながっていくわけです。(p.36)

・プレゼンの内容を短く表現した言葉や、プレゼンによる相手のメリット、将来などを的確に表したキーワードをプレゼン中に見せることで、相手の頭の中に インプットするようにしましょう。(p.38)

・基本的に聴き手の集中力が高いのは、
★プレゼンを始めた最初の1~2分間
★プレゼンが終わる最後の瞬間

の2回だけだ…つまり、プレゼンの冒頭と最後にプレゼン内容のポイントやキーワードを伝えれば、聴き手の心に届くプレゼンができるわけです… つまり、プレゼンの冒頭で、話のアウトラインを聴き手に宣言し、次に、内容に関して時間をある程度かけてくわしく説明、最後に、もう一度内容のポイントや キーワードを聴き手に伝えましょう、ということなのです。この「プレゼンで話すポイントを冒頭と最後で伝える」のは、聴き手に話の内容を確実に伝えたい 場合にはとても効果的です…つまり「プレゼンのアウトライン=話の内容、展開のあらすじ」という「地図」を聴き手にいちばん初めに渡しておけば、 聴き手は迷わずあなたの話についてこられる、ということになるのです。(p.43-44)

・もしも、プレゼン時間が決められている場であれば、使える時間をきちんと確認しておきましょう。特に、決められた時間は質疑応答などを含むのか、 質疑応答を含んでいるのであれば、正味の説明時間は何分なのか、ということを確認しておくことが大事です。(p.52)

・次に確認しなければならないことが、プレゼンに使う機材やプレゼン方法です。つまり、どのような道具や機材を使ってプレゼンができるのか、ということを確認しなければなりません…また、パソコンと液晶プロジェクターをつないでプレゼンする場合には、
★自分がもち込んだノートパソコンでプレゼンするのか?
★備えつけのパソコンに、もち込んだデータを読み込ませてプレゼンを行うのか?

といったことを確認しなければなりません。自分でもち込んだノートパソコンをつなぐ場合には…接続コネクタやケーブルの形式もかならず確認します。さらに液晶プロジェクタなど表示機器の(たとえば1024X768ピクセルといった)表示画像数の確認も大切です…さらに、備え付けのパソコンを使う場合、そのパソコンのOSやソフトウェアの種類・バージョンなどの確認が 欠かせません。(p.54-56)

・当日、会場の下見をしておくこともとても大切です。そして、そのときには、2つの立場から会場を眺めておくのが重要です。1つ目は「聴き手の立場」からで、2つ目は 「発表者の立場」からです…発表時に聴き手が感じるであろうこと、悩むであろうことを、発表者が前もって知ることができれば、そういった 問題を予防したり、適切に対処したりできます…また、会場を発表者の立場から眺めるというのは、発表位置でプレゼン用のパソコンや会場やスクリーンを 眺めてみる、ということです。備えつけのパソコンの設定や、発表者から見たスクリーンの位置といったことは、前もって知っておきましょう。そうすれば… プレゼン時の問題や不安をとても少なくできるのです。(p.58)

・自分のプレゼンストーリーをさまざまな長さ、短さの言葉でいい換え、説明できるくらいまで自分の話を理解していれば、かならずいろいろな状況に応じた 適切な説明ができるのです。(p.64)

・話の結論(ゴール)が視線の先に見え、結論まで話(階段)がなめらかに積み重ねてあり、楽にたどり着けるのがよいプレゼンなのです。(p.100)