Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

サンドバーグ,シェリル『LEAN IN(リーン・イン)――女性、仕事、リーダーへの意欲』を読んで

 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
 

 すべてのビジネスパーソンにおすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・男女平等の約束は実現されていないのである…指導的な役割を果たす女性がもっと増えて、女性が抱える問題やニーズをもっと強く主張できるようになれば、すべての女性が置かれた状況は改善されるにちがいない…女性がトップに就くことを阻む障壁をどうやってぶち破るのか。女性は職場でさまざまな障害物に直面している。陰に陽に現われる男尊女卑の思想、性差別、そしてセクシャルハラスメント……。育児休暇をはじめ、子供を育てながら仕事を続けるために必要な制度を用意している職場はきわめて少なく、そのことが女性にとって仕事と育児の両立をむずかしくしている。男性はメンターやスポンサー…の後押しを得て順調に出世していくが、女性は男性より努力して実力を示さなければならない…社会に築かれた自分の外の障壁に加えて、女性は自分の中の障壁にも行く手を阻まれている。私たち女性は大望を掲げようとしない。それは自身がないからでもあるし、自ら名乗りを上げようとせず、一歩踏み出すべきときに引いてしまうからでもある。私たちは自分の内にネガティブな声を秘めていて、その声は人生を通じて囁きつづける…私たちは、自分に対する期待を低めに設定する。相変わらず家事や育児の大半を引き受けている…男性の同僚に比べると、上の地位をめざす女性は少ない…女性が力を手にするためには、この内なる障壁を打破することが欠かせない――これが、私の主張である。(p.14-16)

・自信がもてないときに私が使う技の一つは、とりあえず自信があるふりをすることである。(p.49)

・現代の世界がめまぐるしく変化していることを考えれば、チャンスを逃さず摑むことは、以前にもまして重要である…最近では、チャンスがチャンスとして提示されないことも増えてきた。誰かがやって来て、自分はこれをやりたいとか、あれができるとか言う。するとそれが、その人の仕事になるのである。(p.51)

・より平等な世界を真剣にめざすなら、女性が手を挙げつづけない傾向があることをまず認識しなければならない。そして、より多くの組織や個人がこうした傾向に気づき、女性を励まし、背中を押すとともに、女性自身も手を挙げつづけることを学ぶ必要がある。(p.54)

・交渉の究極の目的は、双方の目標を達成すると同時に、お互いが好感を抱きつづけ、かつ周囲からも悪く思われないことである。(p.67)

・さて、遠い夢をもつのと同時に、一八カ月プランを立てることも大切だ…二つの面から目標を設定することが多い第一の目標は…仕事上の達成目標…第二の目標は自分のこと…(p.84)

・リスクをとること、成長に賭けること、チャレンジすること、しかるべき昇進を要求すること…これらはどれも、キャリア・マネジメントで重要な要素である…地位も、やりがいのある仕事も、待っているだけではやって来ない。(p.90)

・聞く能力は、話す能力と同じくらい大切である。(p.114)

・助言を求めることは、関係作りにも役に立つ。(p.119)

・真実を聞く姿勢は、自分の失敗に責任をとる姿勢でもある。(p.120)

・議論を避けるのは、自ら負けを認める行為であり、前に進む途を閉ざしてしまう。私たちは声を上げ、耳を傾け、議論し、反論し、教え、学び、そして変わっていかなければならない。(p.209)