Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

メイニ-,ケビン『トレードオフ――上質をとるか、手軽をとるか』を読んで

 

トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

 

 すべてのビジネスパーソンにおすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を引用します。

・「心を鬼にして上質さと手軽さのどちらかひとつに賭けようとする者は、煮え切らない者よりも大きな成果を手にする」(p.4)

・二者択一は、景気のよしあしにかかわらずつねに行われているのだ。(p.23)

・「上質と手軽の天秤」を考えるにあたっては、大まかに述べて以下の五つのコンセプトを押さえておく必要がある。

上質VS手軽 上質さとは断片的なものではなく、経験全体を指す…手軽さとは、望むものの手に入りやすさ(あるいは手に入りにくさ)の度合いを表す。すぐに手元に届くかどうか、実行しやすいか、使いやすいか、いくらかかるか、などが焦点になる…

テクノロジーの進歩

不毛地帯商品やサービスは、テクノロジーの発展に見合った改善がなされないかぎり、広がりゆく不毛地帯に呑み込まれる運命にあるだろう。

幻影…上質さと手軽さの両面で卓越するのは不可能なようだ…

上質の頂点と手軽の頂点…ヒット商品のほとんどは、上質か手軽かのどちらかで他を圧倒している…以上のほかにも、注意を払うべき大切な要素が二つある。

社会的価値 人とのつながりや自分の個性は、私たちにとって何より大きな意味を持つ…社会的価値を加味することで商品やサービスへの期待度は変わってくる…社会性を持つモノやサービスは人々を惹きつける。

市場の破壊と創造…(p.25-28)

・経験、オーラ、個性。この三つの足し算によって上質度は決まる…「手軽」とは簡単に手に入るという意味である…使い勝手がいいだけで競合を引き離せるかというと、そうともかぎらない。手軽かどうかは、もうひとつの大切な要因にも左右されるのだ…価格である。(p.50-52)

・簡便性と経済性。この二つを足し合わせると、商品やサービスがどれくらい手軽であるかがわかる。(p.53)

・「愛されるか、必要とされるか」。(p.58)

・上質と手軽のとらえ方が属性ごとにどう異なるかを見極めると、対象市場を絞り込むのに役立つほか、あらゆる商品やサービスの成功と失敗を解き明かすヒントにもなる。(p.64)

・上質と手軽の天秤の振れ方を大きく左右する要因が、じつはもうひとつある。商品やサービスに「社交性」が備わっている場合、上質感がグッと重みを増す可能性があるのだ。(p.80)