読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

渡邊芳之・佐藤達哉『図解 心理学のことが面白いほどわかる本――本当のことがホントにわかる!』を読んで

 

図解 心理学のことが面白いほどわかる本―本当のことがホントにわかる!

図解 心理学のことが面白いほどわかる本―本当のことがホントにわかる!

 

 心理学に興味をお持ちの方におすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を一部引用します。

・…私たちの日常の行動は…私たちが毎日の生活のなかで置かれている状況との関係のなかで決まっているのです。したがって、人間の行動を理解し、分析するためには、その人について詳しく知るだけでなく、その人が置かれている状況や、それとその人との関係についても詳しく知る必要があります。(p.15)
・…私たちは、一緒にいる人との関係に合わせて、華麗に自分の行動を調整しているのです。つまり、実際には、私たちはまわりの環境に合わせて、いろいろと行動を変えることができるのです。(p.28)
・性格…変えられる…何よりも大事なのはあなた自身が「性格は変わる」ということを信じることなのです。(p.32)
・ネットワークでは…他人と違う価値観を持っていることが前提とされます…関心によって、結びついたり離れたりすることができるような緩やかな結びつきがネットワークなのです…どこまでも広がっていくつながり。これがネットワークであり、これからの社会のあり方なのではないでしょうか。(p.52)
・…「血液型によって性格が違って見えるのはある種の思い込みのようなものだ」…(p.57)
・人を好きになったり嫌いになったりするときにもっとも重要な条件は「近接性」、つまりその人の近くにいることです…ただし、近接性は両刃の刀です。近くに一緒にいることは同時に、お互いを悲しませたり、一緒につらい体験をしたりする確率も高くします…人の好き嫌いのもうひとつの条件とされていることに、「類似性と相補性」があります…最近までの研究では、意見や態度、好みなどの面では互いに似ているほうが好きになりやすいのに対して、性格面では相補性のほうが力を持ちやすいことがわかっています。(p.73-75)
・…ふたりが一緒にいる状況の力が好き嫌いの感情を引き起こすこともあります…楽しい感情が生じるような状況…相手に転移して好きになるし、苦しみや怒りなどの場面であれば相手を嫌いになります。しかし不快な感情が生じる場面でも、それを相手と共有したり癒し合ったりできる場合には、かえって相手を好きになる場合もあるのです。(p.76)
・好き嫌いの原因がわからない理由としてあげられるのは、好き嫌いの感情がとても簡単に人から人へ、物から物へ、あるいは物から人へ、人から物へと転移していくものだ、ということ、そして、それは多くの場合意識されないのだ、ということです。(p.79)
・…「ひとめぼれ」…いちばん多いのは「自分が好きな(好きだった)誰かに似ている」ということです。(p.80)
・好き嫌いの感情は相手と関係のある直接の原因だけでなく、自分のなかに以前からあった感情がさまざまな形で、ときには理不尽に相手に転移することによっても生じてしまいます。(p.82)
・ある感情を打ち消したいが、その原因がはっきりしないとか変えられないとかいったときに、その感情と矛盾する、相反する感情を条件づけることで、その感情を打ち消していこうというのが、拮抗条件づけの考え方です。(p.93)
・…誰かに好かれるために一番役立つのは、自分の行動によって相手をよろこばせることです…まずは、きちんとあいさつすることを心がけましょう…プレゼントなどをする…相手の人柄、趣味、好みなどをできるだけ詳しく知って、それに合った場面と方法を選んでよろこばせる…プレゼントを贈る前に、相手の暮らし向きや日常生活、好みや人柄などをつかんで、それに合った贈り物をすることが大切なのです…相手をよく観察し、情報を集めて、相手の人柄や好みなどをつかんでおくとともに、自分と相手が置かれた状況や場面を鋭くつかんで、適切な場面で、適切な行動をとることが必要です。そのためには、日頃からなるべく多くの人と、幅広い人間関係を持つように心がけ、いろいろな人がいろいろな場面でどんなことを考えるのか、感じるのかということを知っておいたほうがよいでしょう。また、本を読んだり映画を見たりすることも、人の気持ちへの感受性を磨くのにプラスになります。(p.96-99)
・生まれつきの相性などというものは存在しないのです。私たちは自分の不安や苦痛をやわらげたり、自分や他人に言い訳したりするために相性というものを考えだし、便利に使っているだけなのです。(p.108)
・好子による正の強化がその行動を楽しくさせ、やる気を生み出す…一定の努力をともなう行動が適切に強化されたときだけなのです。(p.145)
・体が元気で働けるなら、働いて苦労して、それに合った報酬や、仕事のよろこびという正の強化を手に入れられるのが本当のいきがいなのです。(p.180)
・ウワサの広がり方の定式
R(ウワサの広がり)=I(重要性)XA(あいまいさ)(p.206)