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Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

出口治明『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書――「プレーイング・マネージャー」になってはいけない』を読んで

 

 マネジメントに関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を引用します。

・「性別も年齢も国籍も、垣根を取り払うことが大事」
「多様な人材に任せることでしか、会社は成長しない」(p.4)
・…「どんな部下も信頼して、仕事を任せる」…(p.6)
・…「人間の能力は、それほど高くはない」…(p.18)
・…「仕事のプロセスには細かく首を突っ込まない」…(p.21)
・では、強くなるためには、どうしたらいいでしょう?答えは、「任せるしくみ」をつくることです…その理由は、おもに3つあると私は考えています。
① 経営と業務執行の分離が実現する…
ダイバーシティ(多様性)への認識が高まる…
③ グローバル経済の変化に対応できる(p.26-28)
・【稟議制のデメリット】
●意思決定に時間がかかりすぎる
●責任の所在があいまいになる
したがって、「決定権を持つ者が、一人で決める」べきです。(p.37)
・企業は責任の所在を明らかにするためにも、また、意思決定のスピードを速くするためにも、「権限の範囲」を社員に周知すべきです。
「誰が、何を、どこまで(いくらまで)決定できるのか」
「自分が負うべき責任は、どこまでなのか」(p.39-40)
・「話し合いはするけれど、決定は一人で行う」のが協調のルールです。(p.41)
・…事案の重要性や金額の大きさによっては、決定権者以外の者に「同意権」を与えておく方法があります。(p.42)
・…ひとたび権限を委譲したら、その権限は「部下の固有のもの」であり、上司といえども口を挟むことはできない…(p.44)
・…「自分の頭で考える」ことが競争力の原点…(p.51)
・「任せる」とは、「権限の範囲を明確にしたうえで、的確な指示を与えること」です…パターン①「権限の範囲内で、好きなようにやらせる」…パターン②「仕事の一部分・パーツを任せる」…パターン③「上司の仕事を代行させる」…(p.65-66)

●指示を出す側……「部下が動きやすいように、具体的かつ的確な指示を出す」
●指示を受ける側…「指示の内容を理解できるまで聞き直す。偽りのない報告をする」(p.71)
・ルールをつくるときは、あいまいさや、誤解の余地のないようにする。(p.75)
・【的確な指示を出すための4条件】
●条件①「期限」を示す
●条件②「優先順位」を示す
●条件③「目的・背景」を示す
●条件④「レベル」を示す(p.80-81)
・部下の創意工夫を引き出すためにも、「目的と背景」をきちんとつたえるべきです。(p.86)
・…「部下を育てる基本は、責任を持たせること」…時間が許すかぎり、何度も「やり直し」をさせるべきです。(p.89)
・「仕事を任せる」ときは、「与えた権限の中で、部下にめいっぱい考えさせること」…(p.91)
・…「結果が出なければ、責任を持つ」…(p.93)
・【部下を動かす3つの方法】
① 上司を好きにさせる
② 圧倒的な能力の違いを見せる
③ 必死に働いている姿を見せる(p.113)
・…攻めが得意な人は攻めを、守りが得意な人は守りを極めればいい…(p.117)
・…部下の「尖った部分」は、「削るのではなく、そのまま残す」こと。(p.121)
・人に仕事を任せるとき、上司は、次の「2つ」を見きわめなければなりません。
① 部下の適性(向き・不向き、得意・不得意、尖っている部分)
② 周囲の状況(いまが、どのような局面なのか)(p.130)
・…「1冊の古典は、ビジネス書10冊に勝る」…(p.138)
・洞察力を磨くには、「人から学ぶ」「本から学ぶ」「旅から学ぶ」。(p.139)
・「必死に仕事に打ち込む」ことは、原則として自発的であるべきです。(p.143)
・…どうすれば「残業」を減らす(なくす)ことができるでしょうか。「評価基準を変える」ことです。(p.148)
・上司を考えるべきは、「部下の労働生産性を高めるには、どうしたらいいか」に尽きるのです。(p.149)
・【リーダーの条件】
●条件① 強い思い
●条件② 共感力
●条件③ 統率力(p.151)
・【仕事を任される側のメリット】
① 存在価値が認められ、やる気が出る
② 成長する(視野が広がる)
③ 責任感が身につく(p.164)
・「任せるから、できるようになる」…(p.167)
・責任感とは「どんなときにも、ベストを尽くす」ことなのです。(p.167)
・どんな部下でも使うのが、優れた上司…(p.172)
・…「知っている人に、聞く」…(p.180)
・経営は「スピードが命」です…変化する市場に影響力を与えるには、スピードを速くするしかありません。(p.185-186)