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Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

花井等・若松篤『論文の書き方マニュアル――ステップ式リサーチ戦略のすすめ 新版』を読んで

 

論文の書き方マニュアル--ステップ式リサーチ戦略のすすめ 新版 (有斐閣アルマ)

論文の書き方マニュアル--ステップ式リサーチ戦略のすすめ 新版 (有斐閣アルマ)

 

 論文を書く必要のある人におすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を引用します。

・…引用する場合は出典(出所)を明記する義務がある。(p.106)
・…下書きの段階では、あまり辞典は使わず、表記も気にする必要はない。(p.148)
・序論というのは「テーマとねらい」を詳しく論述したものにほかならない。(p.150)
・論文を書くということは2つの作業から成っている。第1は、何を書くかを頭の中でまとめる作業。第2は、それを文章で表現する作業…美文を書こうとするのではなく、読み手に分かってもらえるように気を配りながら書くことが大切である。(p.153)

(1) テーマに対してどんなアプローチをとったのか。論文の型式を中心にして述べよ。
(2) ねらいは何であったのか。論証型なら、仮説は何か。
(3) 各章の位置付けを述べながら、その論述を要約せよ。各章ごとに400字程度で。
(4) ねらいについて何が言えるのか。研究結果を述べよ。
(5) テーマについて論述できなかったこと、不足していることを述べよ。
…以上の問いへの答えを書き終えたとき、「結び」はでき上がったも同然である…また、「結び」で、これまで触れなかった学説や事実を扱ってはいけない。(p.169-170)
・…不適切な表現を避けるためにも、下書きの段階で人に読んでもらうことが望ましい。(p.181)
・表記、表現のチェック以上に重要な作業は、内容のチェックである。そのためには「構造と統一性を読み取りながら読む」ことが大切だ。(p.182)
・…読み手の立場に立って、誤字、脱字がないかをチェックし、読みやすいように表現に手を入れるとともに、補足をする必要があるかどうかを考えるのである。(p.187)
・…いくら出来がよくても提出期限が過ぎていてはただの紙の束となってしまう。(p.189)
・いつでも、どこででも、おもしろいと思う情報に出くわしたら、必ずメモしておくことを習慣化しよう。(p.205)