Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

向山洋一『向山の教師「仕事術」』を読んで

 

 教師の方におすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を引用します。


一 話が短いこと
二 ほめること
三 具体的であること
「話が短い」というのは、一分三十秒以内ということである。(p.13-14)
・音声言語重視の具体化は、まず、教師自身からである。教師の「聞く力・話す力」を向上させる、この一点につきる。とりわけ「話す力」である…「話す時間を厳守すること」…(p.23)
・教師が「説き」だけでなく「語り」もできること。短く話をまとめられること。時間内に話す努力をすること。一分四〇秒で全校生徒に話せるようになること。よけいなことばを省くこと。(p.27)
・「仕事はその場で処理する」というのが、私の原則である。(p.27)

1 どんなものでも目を通す。
2 目についてアッと思ったら、必ずやぶり取るかコピーをする。
3 アッと思った本は必ず買う。
4 文章を書く力は四〇〇字程度の作文を書く力と一〇〇〇字程度の文章を書く二通り必要になる。
5 いろいろなことを考えるとともに、細かいことにこだわり、原理まで考えていく。
6 元になる言葉を考えるには、基本パターンが二つある。
① 反対語を考えてみる。
② 同系列の言葉を全部集めていって比較する。
7 本の題名の決め方。
① 出版社が決める。
② 自分の主張したいことを書名にする。
③ 使いたい言葉を入れる。
8 本は二冊買う。
9 文章の書き方
① 資料を集める。
② 切り口を見つける。
③ せっぱつまって、一気に書く。
10 アイデアの出し方。
① 基本的な構えがないと企画、アイデアは浮かばない。
② 大きな企画は、批判された時に出る。
③ お酒を飲んだ時に出る。
④ 授業中のアイデアは授業の真っ最中に出る。(p.58-59)
・腕のいい教師は、仕事のやり方を身につけている…先人から謙虚に学ぶしかない。(p.66-67)
・「伸びる教師」…
(1)「全員の子どもを何とかしよう」と考えている…
(2)仕事の責任を回避しない人である…
(3)伸びる教師はすなおである…
(4)知的な人であり、本を読む人である(p.103-108)
・…伸びる教師の教室には次のようなものが見られる…
一 数冊の辞書
一 最近の教育雑誌
一 一〇冊以上の教育書
一 分野別に綴った三〇冊以上のファイル(p.111-112)
・どんなにつまらない、くだらない会議であっても、学ぶことはあり、利用する方法はある。本人の気持ちしだいなのだ。(p.122)
・教育の理念で教育の仕事を語ってはいけない。教育の事実で教育の仕事を語らなくてはならない。(p.126)
・眼は、それが探し求めているもの以外は見ることができない。探し求めているものは、もともと心の中にあったものでしかない。(p.138)
・Ⓐ「小さなことを見つけることができる」、Ⓑ「小さなことの説明ができる」、Ⓒ「一つの行為をいくつもの小さな部分に分けることができる」ということは、プロの大切な条件である。(p.147)