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Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

シース,ジャグディシュ・ソーベル,アンドリュー『選ばれるプロフェッショナル――クライアントが本当に求めていること』を読んで

 

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること

 

 プロフェッショナルを目指す方におすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を一部引用します。

・クライアントを持つプロフェショナルには、自身の専門領域より重視される「重要な仕事」があるのだ。「真にクライアントのためになることをする」これが何よりも重視される。クライアントの状況、文化、政治、業界をとりまく状況などを踏まえ、本当にクライアントのためになることを考え、アドバイスし、実行に移す。その文脈のなかで、自身の専門性も発揮する。(p.2)
・…クライアントは、プロフェッショナルが「適切な質問をし」、「深いだけでなく幅広い知識を提供し」、「分析のみならず大局的な考え方を示し」、「一方的に話すだけでなく、こちらの話にも耳を傾け」てくれることを望んでいるのだ。(p.40)
・洞察力に優れたプロフェッショナルは、次のようなことすべて、あるいは一部を実行している。
●長期的な課題や目先の問題について、まったく新しい視点をもたらす
●最も重要な問題に集中するよう促す
●課題に応じて、アイデアや解決策を提供する
●上手に質問し、話を聞き出し、話し合いをすることで、クライアント自身が自らの力で解決策を見出すのを助ける(p.47)
・クライアントにサービスを提供しようとするプロフェッショナルにとって、欠かせない基本的な特質は、「無私と自立」と「共感力」…学ぶことへの情熱は…専門知識に磨きをかけ、継続的に知識の幅を広げることによって「ディープ・ジェネラリスト」への道を開く。「統合力」は大局的にものを見る能力のことであり…「判断力」…「信念」と「誠実さ」…(p.49-51)
・クライアントは、プロフェッショナルが自分たちの目的に貢献してくれることに高い価値を置く。(p.60)
・優れたプロフェッショナルが発揮する自立には、三つの側面がある。
●知的自立…独自の視点を提供する…
●精神的自立…他人の意見に左右されない自尊心と自信…
●経済的自立…(p.65-67)
・無私を貫くとは次のようなことである。
自分のではなく、クライアントの課題を中心にする…
クライアントのニーズに応え、それを満たし、支援するために自分がいることを理解する…
クライアントとは、快く五分五分の関係を保つか、コントロールを放棄すること…
アドバイザーの責任は、適切な質問をすることだと確信する…
クライアントを尊重する…
控えめであること…
クライアントのニーズを、ありのままいっさい歪曲せずに理解する能力…(p.69-71)

□自分の意見を引っ込めない…相手に本意を伝える方法を探す。
□クライアントとのあいだに、どこで線を引くかわきまえている…
□場合によっては、仕事を断ったり、クライアントとの関係を打ち切ったりしている。
□自分の経済状況がどうであれ、お金にはとらわれない。
□クライアントから依頼されていないにもかかわらず、アイデアを提供したり、提案したりして喜ばれることがよくある。
□クライアントにとってどのような意味を持つかを見極めながら、クライアントとのビジネスというレンズを通じて、自分のまわりで起こっているすべての事象を見ている。
□重要な役割を果たしたとしても、公にはその成功をクライアントのものにしている。(p.80)
・気持ちを理解することは、共感力の第一の側面である…共感力はまた、思考を理解する能力でもある…共感力の第三の側面は、状況を読む能力である。(p.86)
・ディープ・ジェネラリストになりたいなら、いかにして学ぶかを考えるべきである…学習態度と、具体的な学習戦略の両方を機能させる…(p.127)
・「誰でも目新しいうちは尊重される。新しいものは誰にでも喜ばれる。まったくの新参者なら…慣れ親しんだきわめて才能のある人間よりもはるかに高く評価される。優れた者も手垢がつけば、急速に色あせる」この現象に立ち向かうには、継続的に自分の専門範囲に新たな領域を加え、経験を広げることだ。(p.143)
・判断=(事実)X(経験)X(個人の価値観)(p.201)