Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

伊藤肇『新装版 左遷の哲学――「嵐の中でも時間はたつ」』を読んで

 

左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

 

 人生を歩んでいくうえで学びの多い一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・…実業人が実業人として完成するためには、三つの段階を通らぬとダメだ。第一は長い闘病生活、第二は長い浪人人生、第三は長い投獄生活である。(p.4)
・心に憂を抱いたときは、心友に対し、古書に対し、風景に対する。なかでも、友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。(p.36)
・プライドを失わぬ限り、人間は堕落しない。(p.66)
・人生とは、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかということであり、つきつめていえば「いかに生きるか」ということに正しい自律を立てること、原理原則をもつことである。(p.68)
・世の中に役立つようなことをすれば、必ず、この貢献の度合いに応じた報酬が社会からもたらされる。それが収益というものだ。(p.70)
・…十年もヤセ我慢を張って待っているつもりなら、その間に情勢はきっと好転してくる。(p.72)
・…最もスピーディーな読書法とは、熟読玩味することであり…“筆写”が最もいい方法である。(p.77)
・…長とつく人間は、少なくとも三つの条件を備えていなければならない。第一の条件は「自分の仕事をよく知ること」…第二の条件は「会社の全部を知ること」…第三の条件の「人間性を深めること」…(p.84-85)
・…「どうにもならぬ時には、どうあがいてみても、どうにもなるものではない。そんなときは、じっと力を蓄えて待つ以外にない。時が解決の女神になるよ」…(p.87)
・人生には、どうしようもない時期がある…そんなときには、どうしようもない道を行き暮らすほかに、どうしようもないのである。(p.138)
・…監獄へ入ったときこそ、人間の真実の心を知る最上の機会である。(p.142)
・…逆境にあるときこそ、友情の真偽がたしかめられる。(p.147)
・経験は人生の最もいい教師なのだ。(p.161)
・人は過ちを犯し、後悔し、自分をきりきざむからこそ実は“人間的”なのである。(p.165)
・目で読み、心で読み、体で読む(p.168)
・…本は人生を楽しむことを教えるか、さもなくば、人生を我慢することを教えるものでなければならない…(p.171)
・本はいかにすばらしいものを読むかは、もちろん大事だが、いかにつまらぬ本を読まぬかは、もっと大事である。(p.182)
・…「活路は恐き所にある」…(p.191)
・「理想の職業などというものが、最初からあるもんじゃない。それは自分でつくり出すものなんだ」…(p.196)
・過去の失敗を貴重な経験として、プラスとするかどうかは、本人の心構え次第なのだ。(p.198)
・□ひどく悩んだり、我慢ならぬと思ったとき、人生は束の間であり、何時かは誰でも葬りさられることを思え。(p.202)
・□「今が最悪だ」といえるときは、まだ最悪ではない。(p.203)
・□苦しみつつ常に希望を抱け。永久の定住を望むな。この世は巡礼である。(p.205)
・□財貨を失ったのは……いくらか失ったことだ!気をとり直して新たなものを得なければならない。
名誉を失ったのは……多く失ったことだ!名誉を獲得しなければならない…
勇気を失ったのは……すべてを失ったことだ!生まれてこなかったほうがよかっただろう。(p.207)
・□タフでなければ生きて行けない。優しくなければ生きている資格がない。(p.208)