Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

伊賀泰代『生産性――マッキンゼーが組織と人財に求め続けるもの』を読んで

 

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

 

 すべてのビジネスパーソンにおすすめの一冊。以下に重要と思われる箇所を引用します。

・生産性を上げるには、「成果を上げる」と「投入資源量を減らす」というふたつの方法があると理解したうえで、安易に投入資源量を増やさないこと、そして、コスト削減だけでなく付加価値を上げる方法も併せて考えることが必要…(p.33)
・<生産性を上げる四つの方法>
① 改善=インプルーブメントにより、投入資源を小さくする
② 革新=イノベーションにより、投入資源を小さくする
③ 改善=インプルーブメントにより、成果を大きくする
④ 革新=イノベーションにより、成果を大きくする(p.43)
・組織全体で生産性の概念をより深く理解し、毎年、不断に生産性を上げていくのだという強い気持ちを組織全体で共有することにより、「Time for innovation」と「Motivation for innovation」を着実につくり出していく…(p.67)
・大事なのは会議の時間(=量)を短くすることではなく、会議の質をコントロール(向上)すること…(p.69)
・…問題の本質は「残業を少なくすること」=量のコントロールではなく、「仕事の生産性を上げること」=質のコントロール(向上)…(p.71)
・…成長する=生産性が上がるとは、
① 今まで何時間かかってもできなかったことが、できるようになった
② 今まで何時間もかかっていたことが、一時間でできるようになった
③ 今まで一時間かかって達成していた成果よりはるかに高い成果を、同じ一時間で達成できるようになった
④ ②や③で手に入った時間が、別の「今まで何時間かけてもできなかったこと」のために使われ、①に戻る(p.76-77)
・生産性とは、「一定の成果を生み出すために、どれだけの資源が使われたか」という比率、もしくは「一定の資源を使って、どれだけの成果を生み出したか」という比率…この生産性を、昨年よりどれだけ上げたかという「比率の変化率」を評価に使うことで、異なる部門の横比較が可能になる…(p.83-84)
・組織の生産性向上に特に効果的なのは、定期的に不要な仕事を洗い出す“業務仕分け”を導入することです。(p.145)
・…「ゴールが何であるかを、スタート時点で意識しておく」…(p.186)