Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

崎谷実穂・柳瀬博一『混ぜる教育――80カ国の学生が学ぶ立命館アジア太平洋大学APUの秘密』を読んで

 

混ぜる教育

混ぜる教育

 

 高等教育に関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

APUでは、いろいろな「人」が徹底的に「混ざっている」…混ざることで、人同士が「化学反応」を起こすのです。(p.20-22

・…6000人の在学生の約50%、海外からやってきた国際学生…常に約80カ国・地域の国際学生…教員も50%が外国人で、ほとんどの授業が日本語と英語の2本立てで用意…これまで日本の大学の学部が海外からたくさんの留学生を集めるのは難しかった。最大の理由が「日本語の壁」…APUではこの「壁」をとりはらい、外国の学生が入学してから、日本語を学び、英語で専門科目を履修できるようにした。だから海外の名門高校から優秀な学生が志願する。大学の授業も、大教室で一方的な講義を行うだけではなく、優秀な先輩学生を…TA…として養成し、授業の運営に関わらせることで、学生たち同士が教え合い学び合う仕組みを取り入れた。(p.31-32

・…「国際化」「グローバル化」とは、世界と日本を「混ぜる」こと、世界と日本が「混ざること」…日本人が、世界のいろいろな社会に「混ざる」。日本企業が、世界のさまざまな社会に「混ざる」。日本の街に、世界の人々が訪れて「混ざる」。日本の大学で、日本人学生と世界中から来た外国人学生が「混ざる」。日本と世界が、「混ざる」…混ざらなければ、経済は動かないし、社会は変わらないし、友達だってできない。(p.34-35