Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

プレデセン,デール『アルツハイマー病 真実と終焉』を読んで

 

アルツハイマー病 真実と終焉

アルツハイマー病 真実と終焉"認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム

 

 アルツハイマー病に関心をお持ちの方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を一部引用します。

・…コリンエステラーゼ阻害薬もメマンチンも、アルツハイマー病の根本原因を標的とするものではない…(p.29)
・…アルツハイマー病は単一の病気ではない…3つのサブタイプがある…各々、別々の治療が必要…(p.29-30)
アルツハイマー病は予防できる…認知機能の低下は、多くの場合、回復できる。(p.30)
アルツハイマー病は、脳で行われるはずのないことが起きている結果ではない…脳の拡張シナプスネットワークに本来備わっている健全な退縮プログラムから生じる。(p.35)
・…アルツハイマー病は、脳が一定の脅威に反応するときに起こる…(p.53)
・…アルツハイマー病は、脳が次の3つの代謝と毒物の脅威から身を守ろうとするときに起きる。
脅威1 炎症(感染、食事またはそのほかの原因による)
脅威2 補助的な栄養素、ホルモン、その他脳の栄養となる分子の低下や不足
脅威3 金属や生物毒素(カビなどの微生物が産生する毒物)などの有害物質(p.54)
アルツハイマー病のリスクを減らすには、アルツハイマー病の原因となる、4人組を最小限にし、アルツハイマー病を防ぐ2人組を最大限にしなくてはならない。(p.115)
アルツハイマー病を引き起こす多数のプロセスに対処しなければ、単剤療法は当然失敗する…リコード法のようなプログラムを薬剤候補と組み合わせることで、その候補薬は単一の使用ならば失敗した試験に、成功する可能性がある…(p.134)