Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

大野耐一『新装版 大野耐一の現場経営』を読んで

 

大野耐一の現場経営

大野耐一の現場経営

 

 生産性向上に関心をお持ちの方にお勧めの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

・説得して納得させるためには、何か裏付けというものがないと、大勢の人は動いてくれない。(p.13

・…あっさり改めることが大切…自分が言ったのは間違っておるなと思ったら、間違ったとはっきり言う…強い説得力をつくるためには…自分が謙虚な気持ちになること…(p.17-18

・…とにかくやってみる。やってみて結果を自分の目で確かめて…(p.22

・失敗は目で確かめる…(p.31

・…原価というものは下げるためにあるわけで、計算するためにあるんじゃない。(p.44

・…何か量産すると安くなる…大体増産すると高くなっておる…その職場の生産能力というものは大体決まっておる…残業して…つくると、本当の原価は、その人の工賃の割増し分だけ高くなっておる…どの職場なりその工場の能力いっぱいまでは、確かに増えれば増えるだけ一個当たりの原価は下がる。ところが、それを超えたら、もう量産したら高くなるんだ。(p.63-64

・結局、生産管理で何が一番大事かというと、でき過ぎを押さえるのが一番大事…(p.75

・今度不景気になったら…人手で運ばにゃいかん…(p.87

・…景気のいいときに、業績のいいうちにいろんな合理化をやるということが、合理化としては一番大事…(p.89

・不良を減らすということは、それだけ原価が安くなる…(p.137

・大切なことは、セットでものをつくりなさい、ということ。(p.160

・知恵は困らねば出てこん(p.163

・「要らないものを処分することが整理であり、欲しいものがいつでも取り出せることを整頓という。ただきちんと並べるだけなのは整列であって、現場の管理は整理整頓でなければいけない」(p.173

・「作業改善は現有の設備でもっとよいやり方を考えるということである。まず道具(設備)をつくるのではなく、仕事のやり方を変えることが重要である」(p.179