Mike's Blog

これまで読んできた本を引用を含めて紹介します。 Introducing books I have read including citation http://www.arsvi.com/w/km18.htm

落合博満『コーチング――言葉と信念の魔術』を読んで

 

 

コーチング―言葉と信念の魔術

コーチング―言葉と信念の魔術

 

 指導者の方におすすめの一冊。以下に心に響いた箇所を引用します。

野球が上達する一番の秘訣…その選手の感性の豊かさ…(p.18)

・…ある選手のスイングを見る…全体的なバランスを観察…この部分が良いから、この選手は打てる。反対にこの部分が悪いから、今は伸び悩んでいる…を理解しておく…良いところ、悪いところについて、自分の中である程度の答えを出せるようにしておけば、その選手が「わからないから、教えてください」と言ってきた時に、事細かに説明してやれる。それができるかできないかが、良いコーチ、悪いコーチの基準…(p.19)

・アドバイスは“ヒント”だけ(p.29)

・指導者は…出発点(式)から答えを出すやり方と、答えから式に戻すやり方、この二通りの方法論を常に頭に入れておかなければならない…その仕事をしていく人に合うやり方、最もやりやすいと思われる方法を見つけて、その人の持ち味を引き出して伸ばしてやるべきだ。(p.34)

・一度できたことを、継続してできるようになることのほうが大切…(p.36)

・欠点を直すこと。それは良い部分が失われることでもある(p.48)

・若手を育てるために必要なこと…精神的なモチベーションを高めさせること…(p.57)

・…コミュニケーションの主体は選手、部下、教えられる側…野球でも仕事でも、実際にやっていくのは選手や部下…(p.67)

・どんなにいいヒントをもらっても、それを実行しなければ成果は挙がってこない。(p.71)

・…指導者は選手から能動性を引き出し、自分の野球に自分自身で責任を持てる選手に仕向けておくことが肝要…練習の時から“自分で考える習慣”を身につけさせたい。(p.74)

・部下に仕事を教える時は、その仕事の持っている意味をきちんと説明して納得させたい。(p.80)

・…コーチの仕事とは…選手に気持ちよく仕事をさせてやること…(p.88)

・上司は、どんな時でも聞く耳を持つこと…(p.93)

・責任は、まず組織の長が取る。そして当事者にも取らせるべき…(p.110)

・…わからないことは「わからない」と言おう(p.117)

・…先入観を持っても、それが先入観であることを自覚すべき…現実の姿とのギャップをいち早く埋めていく作業を心がけなければならない。(p.128)

・これからの人に求められているのは、何事も広く、そして深く学ぶことだ。(p.130)

・食事と睡眠。精神的スランプ克服法はごくシンプル(p.154)

・避けられるリスクを負うな。(p.180)

・自分の中で「やるべきことはやった」という実感を持ち、気持ちの整理をつける…(p.186)

・パーフェクトに近づくためには、「慣れ」…が大切…(p.189)

・…一流のプロ野球選手になるためには、バッティングは人から教わってはいけない。自分自身で考え、感性を磨いて作り上げていくものだ…プロの守備はプロの指導者から徹底的に教わらなければ身につかない…基礎や反復練習が重要…(p.192)

・困難を打ち破るヒントは、自分の周りに無数に転がっている…(p.210)